呪術廻戦2期「渋谷事変」は何巻から何巻まで?原作漫画で続きを読む巻数も解説

呪術廻戦2期「渋谷事変」は何巻から何巻まで?原作漫画で続きを読む巻数も解説

美麗な映像技術と、緻密なストーリー展開が話題となった呪術廻戦2期「渋谷事変」は、綺麗な形で放送を終えました。戦闘シーンは海外でも話題になり、高い評価を得ています。

またアニメ呪術廻戦2期「渋谷事変」の最後には、3期の制作が期待できる演出も盛り込まれていました。乙骨が登場し、多くのファンが歓喜の声を挙げています。

この記事では、呪術廻戦2期「渋谷事変」は、コミックでは何巻から何巻までの内容で構成されているのか詳しく解説します。すでに見た人も知りたい情報を紹介していくので、ご一読ください。

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目次

アニメ呪術廻戦「渋谷事変」編は2023年8月31日に放送

アニメ呪術廻戦2期は、前編と後編の2構成で放送されました。前編は「懐玉・玉折」、後編は「渋谷事変」と、内容もガラッと変わります。

前編である「懐玉・玉折」は2023年7月6日から放送され、後編の「渋谷事変」は2023年8月31日から放送されました。どちらも魅力的なストーリー展開が繰り広げられています。

前編の「懐玉・玉折」は、青春が感じられる爽やかなストーリー、後編の「渋谷事変」は暗めで戦闘シーンが盛りだくさんです。

どちらも見ごたえがあるストーリー展開で、内容の急展開に驚きを隠せない視聴者も多かったでしょう。「懐玉・玉折」と「渋谷事変」は、何巻から何巻までの話で制作されたのか紹介します。

懐玉・玉折は何巻まで?

アニメ呪術廻戦2期前編の「懐玉(かいぎょく)・玉折(ぎょくせつ)」は、全5話で放送されました。本編よりも過去の話で、現代最強呪術師である「五条悟」と、親友の「夏油傑」が呪術高専東京校に在籍していたときのストーリーです。

懐玉編は原作漫画「8巻65話~9巻75話」で、不死の術式を持っている「天元」が適合する人間「星漿体」の護衛を依頼されたことからストーリーが展開していきます。玉折編は原作漫画「9巻76話~79話」で、五条と夏油は特級呪術師と認定され、個々に動くことが多くなっていました。

そこで夏油は「呪術は非呪術師を守るために存在している」という信念が揺らぎ始め、呪詛師として多くの人を惨殺します。徐々に夏油の心が折れていく過程が切ないストーリーです。

親友であった五条悟と、夏油傑が道を違えたところで呪術廻戦本編に繋がります。五条悟の引き裂けれそうな感情が、何ともいえない悲しい話です。

渋谷事変は何巻まで?

アニメ呪術廻戦2期後編の「渋谷事変」は、全18話数で放送で放送されました。アニメ呪術廻戦2期「渋谷事変」は、原作10巻83話~16巻136話までの話を描いています。

ハロウィンで盛り上がる渋谷全域で、呪術テロが行われる様子が描かれています。呪詛師・呪霊と、呪術師の熱い戦いが繰り広げられるストーリー展開です。

一般人も巻き込まれる悲惨な戦いとなり、多くの犠牲者が出ています。呪術師側もかなりの死者が出ており、衝撃を受けた読者も多いでしょう。

最も衝撃を受けるのが、呪術師側の最高戦力である五条悟が「獄門疆」に封印される展開です。絶望的な展開に、ショックを受けた人も多いでしょう。

「渋谷事変」は伏線や謎が深まる展開が多いので、呪術廻戦を語るうえでは欠かせないストーリーです。

偽夏油(羂索)が表に出てきて、思惑が少し見えてきたところでアニメ2期「渋谷事変」は終了しました。3期からの展開も今から楽しみです。

【ネタバレあり】呪術廻戦の渋谷事変編の全7巻分のあらすじ・みどころ

アニメ呪術廻戦2期後編の「渋谷事変」は、原作10巻83話~16巻136話まで全7巻分の話が詰め込まれています。呪術廻戦において重要なストーリーなので、アニメだけでなく原作で細かい内容をチェックしておきたい人もいるでしょう。

実際、アニメでは語られなかった描写も多いです。

呪術廻戦の全てを網羅したいなら、原作の内容も押さえておきましょう。呪術廻戦の渋谷事変編の全7巻分のあらすじやみどころを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

呪術廻戦10巻:第83〜88話

83話「渋谷事変1」~88話「渋谷事変6」は、五条悟が渋谷に到着し、特級呪霊と戦う場面です。五条と戦う特級呪霊は、過去に登場した「漏瑚」「花御」「脹相」の3人となっています。

戦場になったのは、東京メトロ渋谷駅にある副都心線ホームです。

東京に住む人にとっては身近な場所が修羅場となっているので、より恐怖を抱いた人もいたでしょう。実際、人間が殺害されていくシーンは、かなり衝撃的です。

虎杖は五条とは別行動で、冥冥と憂憂の2人と一緒に呪霊を祓いながら、地下を目指します。どちらも見ごたえがある戦闘シーンがほとんどです。

呪術廻戦11巻:第89〜97話

89話「渋谷事変7」~97話「渋谷事変15」は、五条悟が民間人をかばいながら戦うシーンが増えていきます。しかし、限界を迎え、領域展開「無量空処」を民間人がいる状態で使いました

領域展開「無量空処」を民間人に向けて使用すれば、本来であれば廃人になってしまいます。しかし、五条悟は展開時間を短くすることで、民間人への被害を最小限に抑えました。

五条悟が使った領域展開「無量空処」は、0.2秒で非術師は気絶する程度に留まりました。

そこから五条悟は怒涛の攻撃で、299秒足らずで特級呪霊「真人」が造り出した改造人間1,000体を倒しています。現代最強の呪術師という評価も納得の活躍です。

圧倒的な力を見せたのも束の間、五条悟は偽夏油(羂索)によって「獄門疆」に封印されてしまいました。最強の呪術師が封印され、絶望の展開がこれから繰り広げられていきます。

呪術廻戦12巻:第98〜106話

98話「渋谷事変16」~106話「渋谷事変24」では渋谷を全方位していた帳を「虎杖」「伏黒」「猪野」の3人で排除していきます。そこで、帳を護衛していた呪詛師が3人に襲い掛かりました。

何とか呪詛師を退きながら、虎杖は封印された五条を救うべく、渋谷駅に向かいます。そこに「脹相」が立ちふさがりました。

「脹相」は人間と呪霊の混血で、偽夏油(羂索)の思惑で生み出されました。特級呪物である「九相図」を人間に飲ませて、受肉した存在です。

虎杖は特級呪霊相手に善戦しながらも、脹相に敗北してしまいます。そのままとどめを刺される瞬間、脹相に「存在しない記憶」が現れました。

勝利した脹相も、突然の記憶に戸惑いを隠せず、戦闘不能状態に陥ってしまいます。

呪術廻戦13巻:第107〜115話

107話「渋谷事変25」~115話「渋谷事変33」では、特級呪霊「陀艮」と呪術師の「七海」「真希」「禪院直毘人」3人が衝突します。陀艮の領域展開は凄まじく、呪術師側は大苦戦しました。

そこで「伏黒」が領域内に侵入し、呪術師側は領域からの脱出を試みます。脱出しようとした瞬間、イレギュラーな存在「伏黒甚爾」が現れました。

伏黒甚爾は伏黒恵の父親ですが、恵は父親の顔を知らないので、本人だと気付いていません。

そんな伏黒甚爾は陀艮を圧倒し、呪術師側が勝利したかのように見えました。しかし、伏黒甚爾は意識がなく、唐突に「伏黒恵」に向かって攻撃し始めます。

場面は変わり、意識がない虎杖は漏湖の企みで宿儺の指を合計「15本」飲まされました。急激に指を取り込んだことで、一時的に宿儺の意識が表に出てしまいます。

呪術廻戦14巻:第116〜112話

116話「渋谷事変34」~124話「渋谷事変33」では、宿儺と漏湖の熱い戦いが繰り広げられます。結果は、宿儺が勝利しました。

宿儺はそのまま伏黒恵が召喚した「八握剣異戒神将魔虚羅」と戦います。魔虚羅は、伏黒恵の術式「十種影法術」で召喚された式神です。このとき、伏黒に向かって宿儺は「オマエにはやってもらわねばならんことがある」と言い放ちました。

何か思惑がある宿儺は、伏黒恵を助けるために反転術式を施しています。また、伏黒恵の代わりに、魔虚羅と戦い、かばうように戦闘を開始しました。

魔虚羅は攻撃を適応させ、徐々に無効化させる能力を持っています。宿儺はいつもの斬撃ではなく、謎の術式「■」「開(フーガ)」を使い、魔虚羅を殲滅しました。

呪術廻戦15巻:第125〜133話

125話「あの子の話」~133話「渋谷事変50」では、真人と釘崎の戦いが繰り広げられます。釘崎が善戦したと思いきや、真人の「無為転変」を顔に受けてしまいました。

釘崎は倒れる直前に、虎杖に向かって「悪くなかった」と言い残し倒れました。

目の前で釘崎を守れなかった虎杖は、絶望の淵に立たされます。その状態のまま、真人の「黒閃」を受けて、心身共に限界を迎えてしまいました。そこで現れたのが呪術高専京都校の「東堂葵」です。

呪術廻戦16巻:第134〜136話

134話「渋谷事変51」~136話「渋谷事変53」では、死闘の結果、覚醒した真人を虎杖が退けました。呪術師側の勝利と思いきや、真人を偽夏油(羂索)が取り込みます

真人を抽出した偽夏油は、「無為転変」を使い、マーキングしておいた1,000人の非術師たちに呪力を与えました。このために、真人を抽出するタイミングを見計らっていたのでしょう。

「無為転変」によって、次のストーリー「死滅回遊編」に続きます。

虎杖は偽夏油に追い込まれながらも、助けに現れた特級呪術師「九十九由基」に救われます。しかし、偽夏油は五条を封印した獄門疆を手にどこかに消えていきました。

アニメ「呪術廻戦」の3期はどこから始まる?

アニメ呪術廻戦2期の「渋谷事変」は、2023年12月28日に放送が終了しました。美麗な映像技術から、日本だけでなく海外からも高い評価を得ています。

そんなアニメ呪術廻戦の続編である3期は、いつから放送されるのでしょうか。アニメ「呪術廻戦」3期が始まるタイミングについて、詳しく解説します。

五条悟が封印され、数多の呪霊を放つ偽夏油

アニメ呪術廻戦2期の「渋谷事変」は、五条悟が封印されて、1,000万体以上の呪霊を偽夏油が放ったところで終了しました。乙骨の登場で、次回作の期待も高まっています。

数多の呪霊を放った偽夏油の影響で、日本は呪霊による事件が多発し、存在がバレてしまいました。多くの非術師を巻き込んで、偽夏油は何を目論んでいるのでしょうか。偽夏油の思惑は、次のストーリー「死滅回遊編」で詳しく語られることになります。

また、呪霊だけでなく真人を取り込み術式を抽出したことで、偽夏油は「無為転変」が使えます。その影響で、覚醒した非術師1,000人を巻き込んだ戦いにも注目です。

アニメ2期のラストで乙骨が登場

アニメ呪術廻戦2期「渋谷事変」のラスト23話に、映画「呪術廻戦0」の主人公「乙骨」が登場しました。

元主人公と言われている乙骨は読者からの人気が高く、登場を待ち望んでいたファンも多かったでしょう。乙骨は4人いる特級呪術師の一人です。

迷子になった少女に声をかけた乙骨の背後には、呪いを祓い成仏した「リカ」の存在がありました。リカとの関係や、乙骨の術式については3期の「死滅回遊編」で語られるはずです。

放送終了後に「死滅回游(しめつかいゆう)​」の制作決定が発表

アニメ呪術廻戦2期「渋谷事変」が終了した後に、3期「死滅回遊編」の制作決定が発表されました。数多くの呪術師、呪詛師が出てくるので、激闘が繰り広げられること間違いなしです。

原作でも急転直下の展開が話題になったストーリーなので、3期の放送が待ち遠しく感じます。YouTubeでも制作決定動画が視聴できるので、気になる人はチェックしてみてください。

アニメ呪術廻戦3期は制作決定しましたが、放送日は未定です。いつ放送されるのか続報を待ちましょう。

アニメ「呪術廻戦2期」の続きは漫画の何巻から?

アニメ呪術廻戦2期「渋谷事変」は、10巻83話~16巻136話までのストーリーを基礎として制作されています。アニメの続きから見たい人は、16巻137話「堅白」からチェックしてみてください。

五条悟がいなくなったことで、虎杖の保留になっていた秘匿死刑の判決が有効になってしまいます。秘匿死刑の執行人には、「乙骨」が選ばれました。不穏な雰囲気が流れていますが、乙骨には何か思惑があるように感じられます…。

元主人公と、現主人公の衝突が見られる展開になるので、かなり熱い話が楽しめます。秘匿死刑で虎杖と宿儺の運命はどうなるのか必見です。

まとめ

アニメ呪術廻戦2期「渋谷事変」は、10巻83話~16巻136話までの話を中心に制作されました。2期は前編「懐玉・玉折」後編「渋谷事変」の2部構成になっています。

雰囲気が違う2つのストーリー展開が楽しめるので、ぜひどちらもチェックしてみてください。どちらも五条悟の活躍がポイントになっています。

アニメでは、原作ストーリーを深堀するような濃密な戦闘シーンが楽しめるはずです。胸熱な展開が盛りだくさんなので、呪術廻戦を知らない人でも楽しめます。アニメ呪術廻戦3期「死滅回遊編」の制作も決定されているので、今後の展開を楽しみに待っておきましょう。

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