虎杖悠仁は死亡した?過去のシーンや復活の経緯とは【呪術廻戦】

虎杖悠仁は死亡した?過去のシーンや復活の経緯とは

呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁は、強靭な肉体にパワフルな攻撃が特徴のキャラクターです。明るく、どんなときでも前向きなのが彼の魅力といえるでしょう。

物語の途中から呪力に目覚め、周囲に巻き込まれていく様子はまさにジャンプの主人公といった印象です。徐々に成長していく姿も見られるので、感動する人も多いでしょう。

今回は、そんな虎杖悠仁が死亡した説について解説します。過去のシーンや復活の経緯についても紹介していくので、ご一読ください。

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目次

【最新】虎杖悠仁は死亡したのか?

主人公である虎杖悠仁が死亡すれば、呪術廻戦の話は終わってしまいます。そのため、虎杖悠仁は死ぬわけはないと思う読者も多いでしょう。

しかし、実際には虎杖悠仁が死亡したシーンは衝撃的で、多くの読者を驚かせています。虎杖悠仁が死亡したシーンは下記の通りです。

  • 宿儺に心臓取られる
  • 死刑によって乙骨に心臓を刺される
  • 最新話では生存している

宿儺に心臓取られる

単行本2巻9話の少年院で、虎杖悠仁は宿儺に身体の主導権を明け渡します。その結果、宿儺は虎杖悠仁に嫌がらせのつもりで、心臓を抉り取ってしまいました

心臓がない状態でも宿儺なら生存できますが、呪術を学び始めた虎杖悠仁には心臓の再生方法はわかりません。そのため、虎杖悠仁が主導権を握ってしまった途端に、死亡が確定します。

宿儺は虎杖が死ぬことを恐れると踏んで、主導権を渡さないよう心臓を抉り取ったと推測されます。

宿儺の考えとは裏腹に、虎杖悠仁は伏黒や今後の被害を考えて身体の主導権を奪い返し、死ぬことを選びました。まさに主人公らしい、自己犠牲の考えで行動していることがわかるシーンです。

その後に、宿儺が生き返らせる代わりに、自分が提案する条件を飲めと交渉してきます。勝負に勝った方の条件で生き返らせることになりましたが、虎杖悠仁は敗北してしまいました。

どちらにせよ虎杖悠仁は生き返ることができましたが、後々宿儺の条件が虎杖悠仁を苦しませることになります。

死刑によって乙骨に心臓を刺される

単行本16巻141話で虎杖悠仁は、映画「呪術廻戦0」の主人公である乙骨憂太に殺害されてしまいます。呪術上層部から死刑を言い渡された虎杖悠仁は、死刑執行人である乙骨に心臓を刺されました。

虎杖悠仁は抵抗するものの、特級呪術師である乙骨には歯が立ちません。実力差を感じながら、胸を刺されて死亡しました。

しかし、この死刑執行は演技で、虎杖悠仁が死亡した瞬間に乙骨は反転術式で蘇生させています。単行本17巻143話で復活を遂げ、無事な姿を見せていました。

このとき乙骨憂太は、上層部との縛りで虎杖悠仁を殺害する必要がありました。一度殺害したため、縛りの効力は消えたと推測されます。

最新話では生存している

254話時点で、虎杖悠仁は生存しています。乙骨の領域内で「世界を断つ斬撃」をともに食らいましたが、虎杖悠仁は反転術式を使って生き残っている様子でした。

しかし、反転術式を使っても吐血してしまい、今にも倒れそうな雰囲気です。反転術式による修復が不十分な箇所があるため、立ち上がれない描写がありました。

ここで脹相が出てきて、「落ち着け」と虎杖悠仁をサポートしています。

普通なら死ぬような斬撃を受けても、頑丈な虎杖悠仁は立ち上がります。反転術式を使う呪力が残っている限り、虎杖悠仁は何度でも宿儺に立ち向かうでしょう。

虎杖悠仁が生き返った経緯

虎杖悠仁は2度危険な目に合い、実際に死亡しています。その度に、反転術式の力によって復活を遂げていますが、なぜ生き返ることができたのでしょうか。

2度生き返った経緯は、それぞれ思惑が異なります。虎杖悠仁が生き返った経緯としては、下記の通りです。

  • 虎杖と宿儺の契約
  • 乙骨による反転術式で蘇生
  • 虎杖悠仁は人間じゃないのか?

虎杖と宿儺の契約

単行本2巻9話の少年院で起きた、1回目の虎杖悠仁が死亡した原因は宿儺にあります。そのときに、虎杖悠仁と宿儺の間で縛りを設け、その条件で復活しました。

宿儺が心臓を治す代わりに、虎杖悠仁は条件を突き付けられています。宿儺が提示した条件とは、下記の通りです。

  • 宿儺が「契闊(けいかつ)」と唱えたら1分間は身体の主導権を渡す
  • 虎杖悠仁は契約した内容を忘れる
  • 身体を明け渡した後は、誰も殺さないし傷つけない

この3つを条件に、宿儺は虎杖悠仁の心臓を治しました。誰かを殺さない、傷つけないという条件なら、一見危ない契約ではなさそうです。

虎杖悠仁は、当初この条件を拒みました。そのため、宿儺は虎杖悠仁が勝ったら無条件で復活させると、宿儺側が条件を追加して約束しています。

しかし、宿儺との勝負は一瞬で虎杖悠仁が殺され、3つの条件を飲む形で復活しました。

乙骨による反転術式で蘇生

2回目の虎杖悠仁が死亡した原因は、特級呪術師「乙骨憂太」です。死刑執行人として任命された乙骨は、上層部との縛りによって一度虎杖悠仁を殺す必要がありました。

しかし、乙骨は五条悟の教え子である虎杖悠仁を信じており、殺すのはあくまでも演技だったことが後々判明しています。胸を刺して殺した後は、反転術式で蘇生させていました。

上層部をだますためとはいえ、読者も冷徹な乙骨憂太の姿に驚きを隠せない人もいたでしょう。また、一瞬で虎杖悠仁を殺した戦闘力にも、多くの読者が注目していました。

他者に反転術式を施せるのは、最新話254話時点では「家入硝子」「乙骨憂太」「両面宿儺」の3人のみです。

虎杖悠仁は人間じゃないのか?

一般家庭に生まれた人間であるにもかかわらず、虎杖悠仁は人間離れした強靭な肉体を有しています。そのため、人間ではないと噂が出ていました。

虎杖悠仁は、偽夏油(羂索)によって生み出された「宿儺の器」です。人間ではありますが、1,000年前から存在する羂索の策略によって生まれた存在といえます。

羂索は、虎杖悠仁の母である「虎杖香織」の体を乗っ取っていました。そして、虎杖仁との間に子供を授かっています。その子供が虎杖悠仁です。

虎杖悠仁は人間として生まれたものの、出自は特殊な存在といえます。人間ではありますが、生み出された過程から普通の人間とは言い切れないかもしれません。虎杖悠仁の出自については、今後新たに描かれる可能性はあります。

虎杖悠仁が今後死亡する可能性はあるのか?

最新254話時点で、虎杖悠仁は生存しています。しかし、「人外魔境新宿決戦」は宿儺との最終決戦の舞台となっているため、誰が死亡してもおかしくありません。

虎杖悠仁が今後死亡する可能性はあるので、今後の展開は注視していきましょう。虎杖悠仁が今後死亡する可能性としては、下記の通りです。

  • 高専の上層部によって殺される
  • 宿儺との戦闘で死亡
  • おじいちゃんの遺言

高専の上層部によって殺される

虎杖悠仁が宿儺に勝利し、生き残ったとしても高専の上層部に殺される可能性は残っています。元々、高専の上層部は虎杖悠仁の死刑に賛成でした。

高専の上層部がまだ虎杖悠仁を危険人物という認識なら、最終決戦の後に保留になっていた死刑が執行されるかもしれません。そうなれば、虎杖悠仁も黙ってはいないでしょう。

しかし、元々虎杖悠仁が死刑の対象となっていた理由は、宿儺の指を食べて宿儺が受肉していたためです。伏黒恵に受肉先が移行したなら、虎杖悠仁は死刑対象から除外されている可能性はあります。

それでも「宿儺の器」としてつくられた背景を考えれば、悪用されると保守的な考え方になる可能性はあります。

宿儺との戦闘で死亡

単行本25巻223話から「人外魔境新宿決戦」がスタートし、宿儺と虎杖悠仁を含めた呪術高専側の戦いが始まりました。かなり激しい戦闘となっており、すでに死傷者が出ています。

「五条悟」「鹿紫雲一(かしもはじめ)」「日車寛見(ひぐるまひろみ)」は死亡したと推測されます。

252話で虎杖悠仁の生存が確認されましたが、反転術式で治せていない箇所があり、地面に倒れてしまいました。このまま戦闘が続けば、力尽きてしまう可能性はあります。

また、宿儺が窮地に立たされた場合、もう一度虎杖悠仁の体を乗っ取るといった状況になるかもしれません。ただし、その場合は、虎杖悠仁に身体の主導権があると考えられます。

おじいちゃんの遺言

1話で登場し、亡くなった虎杖悠仁のおじいちゃん「虎杖倭助」は、遺言に「お前は大勢に囲まれて死ね」と残しています。これが何かのフラグではないかと、考察する読者は多いです。

大勢に囲まれて死ぬというのが何を指しているのかわかりませんが、もしかすると救世主となって死ぬことを暗示しているのかもしれません。それほど遺言の影響力は高そうです。

大勢に囲まれて死ぬことで連想できるのが、羂索が天元様を使って企んでいた「1億人呪霊」の存在が怪しいと考えられます。1億人呪霊は、天元様と一般市民が同化したときに生じるようです。

この1億人呪霊を虎杖悠仁が何らかの形で取り込み、最終的に死ぬといった考察があります。そうなれば、呪術廻戦のラスボス的存在は虎杖悠仁になるかもしれません。

主人公としてまだ覚醒していない

最新話254話時点では、まだまだ主人公の活躍とはいえないほど、他のキャラに存在感で負けています。このまま漫画の主人公が、弱いままで終わるとは思えません

漫画の王道としては、虎杖悠仁が何らかの覚醒をして、宿儺に決定的な一撃を与えると推測されます。虎杖悠仁の特性的に、さらなる呪具や呪物を取り込んで、力を高める可能性はあるかもしれません。

また、虎杖悠仁の出自について、解き明かされていない部分があります。243話の羂索が言い放った「保険」という言葉も気になるので、まだ何か動きはありそうです。

反転術式を習得している

虎杖悠仁が「人外魔境新宿決戦」で生き残る可能性としては、反転術式を習得した点が気になります。1ヶ月という短期間で反転術式を習得した虎杖悠仁は、かなり耐久力が増しました。

元の頑強さに加え、反転術式での治癒が加われば並大抵の攻撃では致命傷にはならないでしょう。実際、宿儺の技「捌(はち)」を受けても、致命傷には至っていません

宿儺は2種類の斬撃を持っており、通常の斬撃が「解(かい)」、呪力量や強度に応じて放つ斬撃が「捌」です。

虎杖悠仁の呪力量がどの程度なのか不明ですが、呪力が切れない限りは死にそうにありません。死ぬとすれば、持久戦で宿儺に負けたときであると推測されます。

なお虎杖が持つ術式については以下記事で解説・考察しています。

芥見下々先生の発言

過去に、呪術廻戦の作者である「芥見下々」先生がジャンフェスの呪術廻戦スーパーステージ芥見先生Q&Aで、発言した言葉があります。その言葉とは、「虎杖、釘崎、伏黒、五条のうち1人だけ死ぬか1人以外全員死ぬかのどちらかだと思う」となります。

この言葉の通りで考えると、虎杖悠仁は一人生き残る可能性があります。五条悟が死亡したと仮定すれば、釘崎野薔薇も生死不明、伏黒恵も受肉体として死ぬ可能性が高いです。

他の3人は明確に死んだと判明したわけではありませんが、虎杖悠仁よりも危険な状態にあると推測されます。このままであれば、虎杖悠仁だけが生き残る未来があるかもしれません。

まとめ

主人公である虎杖悠仁は、2度も死亡していますが、どちらも他者の反転術式で復活しています。強靭な身体を持っているため、死亡する可能性は低いかもしれません。

しかし、人外魔境新宿決戦での宿儺との対決は、多くの死傷者を出しています。このままいけば、虎杖悠仁も死亡する可能性はあるでしょう。

ただし、虎杖悠仁は強靭な身体に加え、反転術式を習得しているため、並大抵の攻撃では死なないでしょう。気になるのは作者の発言ですが、他のキャラが今後復活する可能性があるためどうなるかわかりません

虎杖悠仁が死亡するなら、漫画の終わりは近いということになります。今後の展開に期待し、どうなるのか楽しみに待ちましょう。

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