高羽は強い?最強と言われる能力や弱点を解説【呪術廻戦】

高羽は強い?最強と言われる能力や弱点を解説

呪術廻戦のキャラは、どれも個性的で魅力が詰まった人物がたくさんいます。そのなかでも、死滅回遊編で活躍を見せていたのが「高羽史彦(たかばふみひこ)」です。

死滅回遊編から登場したキャラで、それまでは普通の「芸人」として生活していました。しかし、羂索(けんじゃく)にマーキングされ、覚醒タイプの呪術師として戦いに巻き込まれていきます。

今回は、ギャグキャラの一員である「高羽史彦」の強さについて解説していきましょう。覚醒タイプにもかかわらず、最強と言われる理由や能力、弱点を紹介していくのでご一読ください。

目次

【呪術廻戦】高羽史彦(たかばふみひこ)とは

高羽史彦とは、死滅回遊編で術式が覚醒した現代の呪術師です。元々は、芸人として活動する非術師でしたが、羂索のマーキングによって呪術に目覚めました。

名前高羽史彦
職種芸人
年齢35歳
性別男性
術式超人(コメディアン)

高羽史彦が初登場したのは、単行本17巻146話「死滅回遊について」からです。最初は不穏な雰囲気が漂う人物として、読者も不安な気持ちで見守っていた人も多かったでしょう。

しかし、初登場以降の出番がなく、伏黒恵(ふしぐろめぐみ)とレジィとの戦闘中に2回目の登場を果たしました。2回目の登場は、センターマンの姿で乱入するといった形で出てきています。

呪術に目覚めるまえは、劇場で売れない芸人でした。元々はコンビで活動していたようですが、解散してからはフリップを使った冴えないネタを中心に活動しています。

高羽の術式超人(コメディアン)の強さとは

高羽史彦の術式は、作中でも最強クラスだと噂されています。なぜ高羽史彦の術式「超人」が最強と言われているのでしょうか。

高羽史彦自身も超人の能力については、あまり理解していないようです。しかし、超人は羂索が「面白い」と評するほど、危険な術式であることがわかっています。

  • 術式・超人(コメディアン)の能力と強さ
  • 1,000年以上生きている羂索でも知らない能力
  • 髙羽の性格と術式の関係性
  • 元ネタは原田泰造のセンターマン

高羽史彦の超人は読者の間でも話題となり、今後の活躍が期待されています。高羽史彦の術式「超人」はどれほどの強さなのか、詳しく解説しましょう。

術式・超人(コメディアン)の能力と強さ

高羽史彦の術式「超人(コメディアン)」は、本人がウケると確信したイメージを実現する能力です。ナレーションでは、五条悟に対抗できる術式だと紹介されています。

五条悟に対抗できる=最強というイメージから、高羽史彦は呪術師として最強なのでは?と話題になりました。

超人の能力が強い部分は、相手がウケるかどうか関係なく、高羽史彦がウケると思えば実現できるところです。想像次第では、相手は手も足も出せずに負ける可能性があります。

極論でいえば、高羽史彦がウケると思えば、五条悟や両面宿儺にも勝利できるかもしれません。どこまで超人の能力が影響されるかどうかは、実際に戦ってみないとわからないでしょう。

1,000年以上生きている羂索でも知らない能力

本作のボス的な立ち位置である羂索は、1,000年以上生きている呪術師です。そんな古くから呪術を使っている羂索でも、高羽史彦の術式は予想がつかず不気味だと思っていました。

死滅回遊編で高羽史彦の術式は覚醒したため、羂索も知らない能力だったようです。239話では「なんだ今のは 初めての感覚だ」と驚きの表情を見せていました。

羂索は非術師にマーキングしただけで、どのような術式に覚醒するのか把握できなかったようです。そのため、高羽史彦の術式を目の前にして、焦りと共に興味を示していました。

髙羽の性格と術式の関係性

高羽史彦は芸人だからこそ、超人という破格の能力が備わった術式に目覚めたのでしょう。自分がウケると思ったことが実現できるのは、芸人として理想の能力といえます。

また、超人は相手からの攻撃も、ギャグでなかったことにできるため、攻守ともに最強クラスの術式です。今まで劇場でスベっていた経験から精神力が高く、心が折れない限り、超人が負けることはないでしょう。

超人の恐ろしいところは、相手の意思に関係なく、自分の世界観に巻き込めるところです。高羽史彦に限界がこない限り、相手にダメージを蓄積させていき、戦闘不能状態にします。

元ネタは原田泰造のセンターマン

2回目の登場で、伏黒恵の前に現れた高羽史彦は、「センターマン」の姿をして出てきました。センターマンとは、伝説のお笑い番組「笑う犬の冒険 SILLY GO LUCKY!」で芸人の「原田泰造」さんが演じたキャラです。

センターマンは体の中央から左側は服を着て、右側は裸という奇想天外な見た目をしています。服装を半分にしているのは、「真の平等」を伝えるためだそうです。

センターマンの別名は、公平戦士です。

高羽史彦がセンターマンの姿で登場したときは、当時を知る人から喜びの声が挙がっていました。SNSでも「懐かしい」といったコメントが流れていたようです。

高羽が最強と言われる術式・超人(コメディアン)の使用例

高羽史彦の術式「超人」が最強と言われている理由は、その汎用性の高い能力にあります。うまく活用すれば、五条悟に対抗できると言われているようです。

実際に、作中で使用された例を見れば、どれだけ規格外なのかわかります。反則といえるほど、高いポテンシャルを秘めた術式です。

  • 相手の攻撃の無力化
  • 自身のイメージで相手の行動を強制させる
  • イメージした攻撃を具現化できる
  • 必中であること

相手の攻撃の無力化

超人は自分が思い描いたイメージを実現する能力なので、相手の攻撃もギャグパートとして無効化できます。実際、羂索の攻撃を無力化し、驚きの表情をしていました。

攻撃を与えた直後、「なんだ今のは 初めての感覚だ」と驚いていたようです。

術式の特性でダメージが入っているはずなのに、攻撃を無効化する超人はかなり異常だと推測されます。五条悟に対抗できる能力だと言われているのも、納得の強さです。

自身のイメージで相手の行動を強制させる

高羽史彦の術式「超人」は、自分だけでなく、相手の行動を強制させる効果があります。自分がウケると思えるコスプレをさせたりコントに巻き込んだり、かなり自由度の高い攻撃が可能です。

1,000年以上生きている羂索でさえも抗うことができず、高羽史彦のペースに巻き込まれています。高羽史彦が満足するまで効果は持続すると予想されるので、かなり厄介な能力です。

自由に行動できなくなれば、術式を発動できず、あっさり負けてしまうこともあるでしょう。相手の行動を強制させれば、一方的に高羽史彦のペースで戦いが進められます。

イメージした攻撃を具現化できる

超人は高羽史彦がウケる、面白そうと確信したイメージを攻撃に転換できます。物質や環境を無視して、自分の想像通りの攻撃が具現化できるので、相手は防戦一方になってしまうかもしれません。

「ボボボーボ・ボーボボ」や「遊戯王」など、少年ジャンプで連載されていた人気作品のパロディも登場しました。超人は、高羽史彦の自由な発想が存分に活かされる術式といえるでしょう。

羂索に「このままでは私は負ける」と言わせるほど、超人のポテンシャルは高そうです。戦闘力や呪力量だけでは計れない、高羽史彦ならではの強さといえるでしょう。

必中であること

超人の恐ろしいところは、「必中」であることです。高羽史彦のイメージした通りに行動を強制するので、相手はほとんど抵抗できません。

領域展開のように、掌印を使うことなく相手に影響を与えます。相手は、どんな術式を食らっているのかわからない状態で、高羽史彦のペースに巻き込まれてしまうのが強みです。

簡易領域を使えば術式を中和して対抗できるかもしれません。しかし、周りに影響を与える超人の力を完全に中和するのは難しい可能性があります。

高羽の術式・超人の弱点とは

自分のイメージを実現する高羽史彦の術式「超人」は、最強クラスの能力を秘めています。そんな超人に弱点は存在しているのでしょうか。

超人の弱点は、高羽史彦がウケると思ったことしか具現化・実現できない点です。面白くないと思った事象には影響しないので、使い勝手は悪いかもしれません。

高羽史彦は元々非術師だったため、相手を倒すことに頓着していない傾向があります。超人の弱点は下記の通りです。

  • ウケるギャグだと自覚しなければ発動しない
  • 人を殺すことができない
  • お笑い欲が満たされると戦意喪失の可能性

ウケるギャグだと自覚しなければ発動しない

高羽史彦の弱点は、ウケるギャグと本人が自覚していないと術式が発動しない点です。超人の強さは高羽史彦の「自信と確信」が重要になります。

実際、羂索から自分のギャグをロジカルに分析され、否定された結果、自信を失いかけました。そのときは術式が正常に働かなくなり、ダメージを受けています

超人の強さは高羽史彦の精神状態が大きくかかわってくるようです。自信がない状態では、超人は無力なのかもしれません。

人を殺すことができない

高羽史彦は芸人で、人を笑顔にすることをモットーに行動しています。そのため、呪術師のように敵であっても、人を殺そうといった考えはありません。

死滅回遊に巻き込まれる形でゲームに参加しましたが、「人から一生笑顔を奪う真似はせん!」と公言しています。死滅回遊の泳者(プレイヤー)ですが、ポイントは0のままです。

弱点があるなら、この相手を殺すまでに至らない点といえます。どれだけ相手が悪い存在でも、命を奪うまではしないのが高羽史彦です。

お笑い欲が満たされると戦意喪失の可能性

超人は高羽史彦のお笑い欲が満たされれば、戦意喪失して戦うことを止める可能性があります。実際、羂索と2人で漫才をした後は、死に装束で横たわっている姿で戦いが終わっていました。

高羽史彦のモットーは、あくまでも人を笑顔にすることです。戦い自体を好んでいるわけではないので、満足すれば戦う理由がありません

髙羽史彦の過去や活躍シーン

高羽史彦は死滅回遊に参加する前は、芸人として活動していました。相方がいたようですが、色々あり、現在はピン芸人で活動しています。

そんな高羽史彦は、呪術師に覚醒してから羂索と戦うなど、目覚ましい活躍を見せました。活躍シーンはどれも見ごたえ抜群で、多くの読者から応援の声が挙がっています。

  • 売れない芸人生活
  • 死滅回游に参加・伏黒に助太刀へ
  • VS羂索戦

売れない芸人生活

高羽史彦は死滅回遊の泳者(プレイヤー)になる前は、売れない芸人生活を送っていました。相方と衝突し、ピン芸人で活動してからも自分なりのお笑いを目指していたようです。

狭い部屋に住んでおり、乱雑に置かれた家具を見る限り、日の目を見る機会はなかったように感じられます。そんなときに、死滅回遊の戦いに巻き込まれました。

死滅回游に参加・伏黒に助太刀へ

死滅回遊に参加した高羽史彦の初登場は、単行本17巻146話「死滅回遊について」でした。そこから少し期間を経て、伏黒の助っ人として2回目の登場を果たしています。

最初はセンターマンの姿をしているギャグキャラの印象でした。しかし、術式が露わになっていくうちに、五条悟を超える呪術師として評価が上がっていきます。

実際、羂索は高羽史彦の戦いに夢中で、乙骨の接近に気付いていませんでした。その結果、羂索を倒すことができたので、高羽史彦のナイスアシストといえるでしょう。

VS羂索戦

高羽史彦は、岩手で羂索を迎え撃つために単身で乗り込みます。羂索も最初は興味を示さず、虫を払うかのように相手をしていました。

しかし、今までにない手ごたえの高羽史彦に脅威を感じ、「このままでは負ける」と思わせるほどの戦いぶりを見せます。単純な力のぶつかり合いではなく、どちらが先に精神を折られるかの戦いになりました。

高羽史彦VS羂索の戦いは、ボケやツッコミの応酬といった感じで漫才にまで発展します。最終的に高羽史彦が満足し、死に装束を着て横たわっていました。

羂索も「君 超面白かったよ」と発言し、満面の笑みを浮かべて戦いは終了します。その直後、乙骨が背後から接近し、反応が遅れた羂索は首をはねられました。

まとめ

最初はギャグキャラと思われていた高羽史彦ですが、術式「超人」の能力が破格の強さだとわかりました。芸人の高羽史彦だからこそ、得られた力なのかもしれません。

自分がウケる、面白いと感じたイメージを具現化する能力は、攻撃・防御どちらにも優れている能力です。他にはない無二の術式なので、羂索も脅威に感じていました。

高羽史彦のおかげで羂索を倒せたといっても過言ではないので、作中のなかでも最強クラスなのは間違いありません。今後も高羽史彦の活躍に期待しましょう。

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