漏瑚は死亡で確定?強すぎるが相手が悪いと言われる理由も!【呪術廻戦】

漏瑚は死亡で確定?強すぎるが相手が悪い?

呪術廻戦では呪術師や呪詛師以外に、言葉が話せる呪霊がいます。そのなかでも、人間味がある存在として人気だったのが、特級呪霊の「漏瑚(じょうご)」です。

漏瑚は呪霊側のまとめ役として、登場回数が多いキャラの一人でもあります。屈指のやられ役でもあるので、多くの読者から愛されているキャラです。

今回は、そんな愛らしい面もある特級呪霊の「漏瑚」について紹介します。漏瑚は本当に死亡したのか、やられ役といわれる理由は何なのか、詳しく解説していくのでご一読ください。

目次

漏瑚とは

そもそも漏瑚とは、どのような呪霊なのでしょうか。原作やアニメでも登場回数は多く、特級呪霊のなかでも、存在感は一番大きいといえるでしょう。

漏瑚の詳しいプロフィールについて、詳しく紹介します。基本的な情報や名前の由来、漏瑚が呪術師と戦う目的について解説していきましょう。

  • 基本情報
  • 名前の由来
  • 漏瑚の目的

基本情報

漏瑚は「人間が大地を恐れた感情から生まれた」とされている特級呪霊です。偽夏油(羂索)と一緒に行動しており、呪霊の世界をつくり出そうと目論んでいます。

火山のような頭をしており、怒ったときには火を噴いているようなコミカルなシーンもありました。単眼でお歯黒のような黒い歯が特徴的です。

名前漏瑚
等級特級呪霊
発生源大地
趣味呪具集め
声優千葉繁

基本的に短気な性格で、現代最強の呪術師「五条悟(ごじょうさとる)」に「君弱いもん」と煽られたときは、頭部が噴火しました。ただし、信条を貫く一本気な性格も持っており、呪霊のなかでも人間味がある存在です。

戦った相手が悪かったため、読者に弱いと思われていたこともありました。しかし、その術力は宿儺が讃えるほど、呪霊や呪術師のなかでは強いほうだと推測されます。

趣味は呪具集めで、偽夏油が持っていた「獄門疆」にも興味を持っていたようです。五条悟が殺せたら、自分がもらい受けると話をしていました。

かなり人間臭い部分があり、人間味のある呪霊として読者から人気があります。真人の行動に頭を悩まされるなど、苦労人のような一面もあるようです。

名前の由来

呪術廻戦の公式ファンブックで、漏瑚の名前の由来について解説がありました。「「欲」が漏れているみたいな意味だったかも」と少し曖昧な回答だったようです。

ただし、モチーフに関してはファンブックではっきり明言されており、「富士山というか火山」と回答していました。漏瑚のイメージに関しては火(大地)と決めていたそうです。

呪霊側のコンセプトとして、火(大地)・草(森)・水(海)の3つは決めていたそうです。火(大地)=漏瑚、草(森)=花御(はなみ)、水(海)=陀艮といった具合にイメージされています。

漏瑚の目的

漏瑚は人間を駆逐して、呪霊こそが君臨する世界を作るといった目的をもって行動しています。その目的のために、偽夏油(羂索)に協力しているようです。

漏瑚は「嘘偽りのない負の感情から生まれた呪いこそ真に純粋な本物の“人間”であり、偽物は消えて然るべき」という信条を持っています。

他にも、特級呪霊である花御や陀艮、真人と一緒に行動し、呪術師との戦いを繰り広げていきます。真人をリーダーとしていますが、基本的なまとめ役は漏瑚が担当しているようです。

漏瑚の死亡シーン詳細を解説

特級呪霊のなかでも人気がある漏瑚ですが、作中で死亡するシーンは衝撃的でした。圧倒的な力の前に、さすがの特級呪霊でも太刀打ちできなかったようです。

漏瑚の死亡シーンから、どのように倒されてしまったのか、詳しく解説します。呪術廻戦を深く知るためにも、漏瑚の死亡シーンをおさらいしていきましょう。

  • 虎杖に宿儺の指を与える
  • 宿儺に賭けを受け入れる
  • 漏瑚が極の番を使うも躱される
  • 宿儺の術式「開(フーガ)」によって死亡

虎杖に宿儺の指を与える

漏瑚は渋谷事変にて、気絶した虎杖悠仁(いたどりゆうじ)に特級呪物である宿儺の指を与えます。このときに、虎杖の体内には最低でも15本以上の宿儺の指が与えられていました。

宿儺の指に耐性がある虎杖も、いきなり何本も体内に取り込んでしまうと宿儺を抑え込むのは困難です。宿儺の指を一気に取り込んだ後は、一時的ですが宿儺の意識が出てくる事態に発展しました。

漏瑚が宿儺復活の手助けをしたのは、味方に引き入れたいと考えたためです。確かに歴代最強の呪術師である宿儺が復活すれば、呪霊が君臨する世界は実現できるでしょう。

宿儺に賭けを受け入れる

復活した宿儺は、最低でも15本以上は宿儺の指を体内に取り込んでおり、圧倒的な殺意に漏瑚は頭を上げることも許されませんでした。実際、頭が高いという理由で、頭の先を少し斬撃で落とされてしまいます。

圧倒的な力を見せた後、宿儺は漏瑚に「一撃でも入れたら呪霊側につく」と提案をしました。せっかく自我が表に出たことから、戯れに戦闘を楽しむために提案したと推測されます。

提案に乗った漏瑚は、宿儺と戦闘をはじめ、渋谷が灰塵に包まれていきました。それでも宿儺に一撃を与えることは敵わず、徐々に追い込まれていきます

漏瑚が極の番を使うも躱される

余裕のある宿儺に敵わず、漏瑚は極の番「隕」を使います。渋谷一帯が炎に包まれ、周辺の建物が灰に変わるほどの威力でした。

しかし、宿儺には当てることができず、打つ手がない状態まで追い込まれます。威力は十分でしたが、圧倒的な実力の宿儺の早さには追い付けず、当てることは叶いませんでした。

宿儺も「当たればな」と、極の番「隕」の威力が高いことを示唆する言葉が出ています。歴代最強の呪術師である宿儺も、当たるとただでは済まないほどの威力があるようです。

宿儺の術式「開(フーガ)」によって死亡

漏瑚との戦いに興が乗ってきた宿儺は、今まで見せてこなかった技を出し始めます。それが宿儺の術式「開(フーガ)」でした。

漏瑚に合わせて、炎同士の戦いに持ち込みましたが、火力負けをして漏瑚は敗れてしまいます。炎の使い手である呪霊でしたが、最期は炎に身を焼かれて死亡しました。

炎の使い手である漏瑚が焼かれるほど、宿儺の炎の火力が高いことがわかります。斬撃以外の術式を使ったことで、読者からも注目を浴びる一戦となりました。

漏瑚は相手が悪い・かわいそうと言われる理由

特級呪霊のなかでも、比較的強いとされている漏瑚ですが、読者のなかでは「弱いのでは?」という意見が出ています。それは漏瑚が戦ってきた相手が関係しているようです。

実際、漏瑚が戦ってきた相手は、最強といわれるほどの呪術師で、圧倒的な力を持っています。漏瑚の戦歴を見れば負けが続いていますが、それは相手が悪かったのが原因です。

今まで漏瑚が戦ってきた相手から、どんな戦いを繰り広げてきたのかシーン別に解説します。相手を知れば、漏瑚の相手が悪かったといわれる理由がわかるでしょう。

  • VS五条悟
  • VS宿儺

VS五条悟

漏瑚が初めて戦った呪術師は、現代最強呪術師である「五条悟」です。領域展開の勉強として虎杖を連れ出してきていました。

そこで漏瑚は、五条悟の術式「無下限」の力を思い知ります。全く攻撃が通らないことから、領域展開「蓋棺鉄囲山」を仕掛けました。

しかし、五条悟は自身の領域展開「無量空処」を発動します。ここで領域展開の押し合いに負けた漏瑚は、領域のなかで知覚と伝達を繰り返し、何もできなくなってしまいました。

領域展開同士のぶつかり合いは、より洗練された領域が押し勝つため、漏瑚の蓋棺鉄囲山は五条悟には届きません。その結果、漏瑚は敗北し、首をもぎ取られてしまいました。

VS宿儺

漏瑚が本気で戦ったもう一人の相手は、歴代最強の呪術師である宿儺です。宿儺は最低でも15本の指を取り込んでいる状態で、漏瑚と戦いました。

宿儺は一撃でも漏瑚の攻撃が当たれば、呪霊側の味方につく条件で戦闘が始まります。しかし、完全に宿儺が優勢の状態で、漏瑚との実力差は歴然でした。

最期は「開(フーガ)」の炎に焼かれて、漏瑚は死亡してしまいます。どちらも最強の呪術師と戦った結果であるため、漏瑚の実力はいまいち読者には伝わりにくかったようです。

漏瑚は強すぎる?術式・領域展開を解説

特級呪霊側のまとめ役である漏瑚は、五条と宿儺と戦い、手も足も出せずに敗北しました。しかし、漏瑚が弱いわけではなく、戦った二人が強すぎたのでしょう。

実際に、1級術師を簡単に倒せるほど、漏瑚の実力は高いです。漏瑚の術式や領域展開について理解すれば、その強さがわかってくるでしょう。

  • 術式
  • 領域展開「蓋棺鉄囲山(かいがんてっちせん)」
  • 七海や直毘人らを簡単に倒す実力
  • 宿儺からの「誇れ お前は強い」の言葉

術式

漏瑚は人間が大地を畏怖する感情から生まれた特級呪霊であるため、使う術式は炎や溶岩関連の攻撃が主流です。自然災害に近い力を持っているので、強い術式であることがわかります。

また、小型の羽が付いた呪霊「火礫蟲(かれきちゅう)」を生み出して放つといった技も見せていました。触ると大音量の奇声を出した後に大爆発するといった、特殊な能力を持っています。

術式の正式名称は原作で出ていませんが、火山を具現化したような存在だと推測されるでしょう。戦った相手は最強クラスの呪術師でしたが、一般の呪術師が戦えば歯が立たないはずです。

領域展開「蓋棺鉄囲山(かいがんてっちせん)」

五条悟に一度だけ出した領域展開「蓋棺鉄囲山(かいがんてっちせん)」は、領域全体が高温に包まれており、溶岩が飛び交っています。並みの呪術師なら、入った瞬間に焼き切れてしまうほどです。

術式による攻撃ではないことから、領域に入れば簡易領域でも防げないといわれています。しかし、五条悟の領域展開「無量空処」によって塗り替えられ、ほぼ不発に終わってしまいました。

七海や直毘人らを簡単に倒す実力

五条悟や宿儺に手も足も出せずに負けたことから、漏瑚は弱いと思われがちです。しかし、1級呪術師である七海や直毘人と対峙したとき、一瞬で倒してしまうほどの実力を持っています。

陀艮が倒された後、すぐに漏瑚が出てきて、禪院真希、七海、直毘人の3人を一蹴しました。あまりの早さに3人は動くことも避けることも敵わず、即退場しています。

このことから、五条悟や宿儺が極端に強いだけで、全体的に見れば漏瑚は呪霊のなかでも最強クラスの存在です。ただ、対戦した相手が悪かったといえるでしょう。

宿儺からの「誇れ お前は強い」の言葉

原作14巻116話で宿儺が漏瑚に向かって「誇れ お前は強い」と、言葉を投げかけました。これは平安時代を含めて、今まで戦ってきた呪霊や呪術師でも漏瑚は強かったという宿儺なりの賛辞の言葉です。

宿儺からの意外な言葉から、漏瑚は自分でも気づかないうちに涙を流していました。漏瑚が知らないうちに求めていた、喜びの感情から来る涙だったのかもしれません。

漏瑚が復活する可能性は?

漏瑚は呪霊側の存在であるため、呪術高専側としては敵に該当します。しかし、人間味溢れる言動や行動から、憎めないキャラとして読者からも高い支持を受けている存在です。

そんな漏瑚が、今後復活する可能性はあるのでしょうか。漏瑚が復活するなら、どのような展開が待っているのか、考察していくので参考にしてみてください。

  • 復活する可能性は低い
  • 生まれ変わる可能性
  • 漏瑚は人間になりたかったのか?

復活する可能性は低い

敵キャラのなかでも漏瑚は人気があり、復活を希望する声も少なくありません。しかし、漏瑚は満足する結果で最期を迎えたため、復活する可能性は限りなく低いといえるでしょう。

また、肉体自体が再生不可能なほど、宿儺によって焼かれてしまっています。何らかの術式の効果があったとしても、完全に再生することはできないでしょう。

宿儺からの賛辞を受けて満足した顔で退場したので、復活すれば少し複雑な雰囲気になりそうです。このまま復活しないほうが、物語的にも綺麗に終われるような気がします。

その他呪術廻戦の死亡キャラは以下記事で解説しています。

生まれ変わる可能性

漏瑚が復活する可能性は低いですが、別の存在として生まれ変わる可能性はあります。実際、作中でも「次に生まれる時我々は我々ではない」と発言していました。

これは、人間が大地に対して畏怖の感情を抱けば、漏瑚のような呪霊が生まれる可能性があるという意味だと思われます。漏瑚の自我はありませんが、似たような存在は生れ落ちるかもしれません。

漏瑚は人間になりたかったのか?

漏瑚は死の間際に、「我々こそ真の人間だ」と語っていました。これは、負の感情から生まれた呪いこそが、純粋な人間だということを漏瑚が抱いている信条です。

この言葉からも、漏瑚は人間の存在に異常なまでのこだわりや興味を持っていることがわかります。ただし、人間そのものになりたかったわけではないようです。

宿儺も「人間そのものではなく人間の位置 そんなところだろう」と漏瑚に語っていました。つまり、世界の頂点に立つのは人間ではなく、呪霊だというのが漏瑚の主張だと推測できます。

まとめ

漏瑚は渋谷事変で、宿儺の術式「開(フーガ)」の炎で焼かれて死亡しました。完全に肉体が崩壊しているため、復活の可能性も低そうです。

ただし、人間が大地に畏怖する感情があれば、別の存在として生れ落ちる可能性はあります。そのときは漏瑚の自我はなく、完全に別個体として生まれると推測できるでしょう。

また、漏瑚は弱いと思われがちですが、五条と宿儺が強すぎるだけで漏瑚自体は最強クラスの呪霊です。実際に、1級呪術師なら圧倒できるほどの実力を持っています。

漏瑚は溶岩の術式や領域展開で、確かな強さを持った呪霊です。再登場の可能性は低いですが、別個体として生まれるのか、今後の展開に期待しましょう。

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