夜蛾正道の死亡理由は?内通者説やパンダとの関係性をネタバレ解説【呪術廻戦】

夜蛾正道の死亡理由は?内通者説やパンダとの関係性をネタバレ解説【呪術廻戦】

呪術廻戦の作中では大きな戦闘はせずとも大きな存在感を放っている夜蛾正道。五条悟や主人公である虎杖悠仁との絡みをみてほっこりしていた方も多いのではないでしょうか。

渋谷事変が終わった後、夜蛾正道は楽厳寺学長と戦闘になり、あっけなく死亡してしまうシーンを見て、「夜蛾学長このまま退場してしまうの?」と驚いた方も多いでしょう。

そこで今回は、夜蛾正道は渋谷事変の後、何故死んでしまったのか、考察勢から内通者と言われる理由は何なのか、パンダの関係性などを紹介します。

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目次

夜蛾正道とは

夜蛾正道(やが まさみち)は東京都立呪術高等専門学校の学長を務めている47歳で呪術師としての等級は1級となっています。アニメにおける声優は黒田崇矢さんが担当してます。

また、夜蛾正道のモデルは蝶野正洋さんとも言われており、外見はグラサンがトレードマークとなっているのが特徴です。好きな食べ物はいぶりがっこ、苦手な食べ物は甘い酒です。

夜蛾正道は傀儡操術という術式を保有しており、傀儡呪術学という学問の第一人者でもあります。パンダを作った張本人であり、呪術界上層部から危険人物として認定されてました。

夜蛾正道は呪術高専東京校の学長

呪術高等専門学校には京都府と東京都の2校存在しており、京都府の方は楽巌寺嘉伸が、東京都の方は夜蛾正道が学長を務めています。

10年前は呪術高等専門学校の教師をしており、虎杖や伏黒、釘崎の担当教師となっている五条のポジションと同様に、五条や夏油、家入の担当教師として勤務していました。

呪術高等専門学校の学長とはいえ、呪術総監部の言いなりという訳ではなく、五条悟のやることに理解を示しているのが特徴です。

夜蛾正道のモデルは蝶野正洋

夜蛾正道にはモデルが存在していると言われており、それは蝶野正洋と言われています。サングラスをかけており、外見は蝶野正洋そっくりと言えるでしょう。

芥見下々先生は蝶野正洋さんをモデルにしたと言ってないのですが、ファンブックでは夜蛾正道の名前は蝶野正洋さんを元にしたことが明かされています。

作中では蝶野正洋さんがよく言う「ガッデム」といった言葉も使用されており、呪術廻戦呪術を楽しみながら、蝶野正洋さんとの共通点を探すのも面白い楽しみ方と言えるでしょう。

夜蛾正道の術式は?強さは特級に匹敵?

読者の中には夜蛾正道の術式は特級に匹敵するのでは?と話題になっていましたが、実際の実力はどの程度なのでしょうか?ここでは傀儡操術の解説や夜蛾正道の強さを紹介します。

術式は傀儡操術(かいらいそうじゅつ)

傀儡操術とは呪いが込められている呪骸(無生物)を操る呪術です。作中では夜蛾正道だけでなく、与幸吉も使用しており、天与呪縛なことや術式範囲が広大なのが特徴です。

夜蛾正道の場合は戦闘のサポートをするといった小回りの利く呪骸や純粋な戦闘タイプといったオールマイティな戦闘スタイルが強味となっています。

また、夜蛾正道の傀儡操術の真骨頂といえるのが後述する完全自立型呪骸です。普通の呪骸とは異なり、自我をもっており、呪術師が操る必要がないのが特徴です。

夜蛾正道の強さ

夜蛾正道の強さは豊富な呪骸を扱える点と完全自立型呪骸を作成できる点だと言えるでしょう。河童の様な「キャシイ」やボクシングタイプの「ツカモト」を作成しています。

そして夜蛾正道の強さを紹介する上でかかせないのが、完全自立型呪骸です。作中で登場したのは「パンダ」と「タケル」のみでした。

しかし、作ろうと思えば、完全自立型呪骸を量産し、自分だけの軍隊を持つこともできたため、特級に匹敵する強さといっても過言とは言えないでしょう。

夜蛾正道の死亡はなぜ?死刑になった理由や経緯

渋谷事変が終わった後、楽巌寺学長に処刑されてしまった夜蛾正道ですが、なぜ死刑になってしまったのでしょうか?死刑になってしまった理由や経緯について紹介します。

理由1.過去に特級術師に認定されかけた

特級呪術師の認定条件は羂索と九十九由基が戦闘している最中に明言されており、「単独で国家の転覆ができること」が特級認定の条件とされています。

五条悟の無下限呪術や夏油傑の呪霊操術と同じく、完全自立型呪骸を量産して国家転覆ができる夜蛾正道は特級呪術師に認定されてもおかしくはないことが伺えます。

楽巌寺学長が聞き取りにきましたが、その時は「偶然パンダができただけであり、作ろうと思ってできた訳ではない」として、特級術師の認定は見送りとなっていました。

理由2.渋谷事変を起こした首謀者にされる

渋谷事変が終了した時点で夜蛾正道には死刑が決定してしまったのですが、死刑の理由がまさかの「夏油傑と五条悟を唆して渋谷事変を起こした」という疑惑でした。

夜蛾正道はそんな行動はしていないのですが、特級案件の見送りや五条悟びいきだったことから呪術総監部に目をつけられていたため、これを機に死刑とされてしまいます。

渋谷事変の後、拘束されていたパンダを助けに夜蛾正道は追って呪術師と相対することとなります。

理由3.呪骸の作成方法を上層部へ伝えず楽巌寺学長に敗れる

夜蛾正道の処刑人は共に学長を務めてきた楽巌寺学長でした。夜蛾正道は呪骸をつれておらず、丸腰の状態…作中でも戦闘シーンはなく、あっけなく楽巌寺学長に敗北してしまいます。

その後、夜蛾正道は今まで秘匿してきた完全自立型人工呪骸の作成方法を楽巌寺学長にのみ伝えて「呪い…ですよ楽巌寺学長 私からアナタへの呪いです」と息を引き取りました。

パンダの作成方法を伝えれば死刑は免れたのにも関わらず最後に呪いを残した夜蛾正道。遺体のそばにはパンダがかけつけ、最後を看取りました。

そのほかにも死亡キャラが確定しており、詳細は以下の記事で解説しています。

夜蛾正道とパンダとの関係

夜蛾正道とパンダは明言はされてないものの、親子の関係であることが示唆されています。また、夜蛾正道は呪術界でも珍しい既婚者でありバツイチです。

子どもがいたことが示唆されており、作中でパンダの核となるパンダとトリケラトプス、ゴリラにあたる3つの位牌のシーンが挿入されています。

パンダは夜蛾正道の本当の子どもを核とした呪骸である可能性が高いです。また、パンダの方も夜蛾正道のことを父のように感じており、悲しみをあらわにしていました。

呪骸や完全自立型人工呪骸とは?

呪骸とは呪力を内包した無生物のことをいい、通常であれば呪術師が呪力を提供し続ける限り活動ができます。呪術師が呪力を提供しなくても、呪力を自己補完できるのが特徴です。

無から生物を無限に生み出し、軍隊を持つこともできる夜蛾正道の力は相当なものと言えるでしょう。作中で登場した完全自立型人工呪骸は「パンダ」と「タケル」です。

楽巌寺学長に作成方法を伝えているため、今後新たな完全自立型人工呪骸が登場する可能性もゼロではありません。

呪骸の作成方法

通常の呪骸であれば、人間であれば心臓にあたる「核」を呪いが含まれている無生物に入れることにより、呪骸を作成します。

完全自立型人工呪骸の作成は通常の呪骸作成手順とは異なり、肉体の情報から魂の情報を複製し、呪骸の核に入力、相性の良い三つの魂を宿した核を一つの呪骸にまとめます

最後にお互いの魂を観測させることにより、自我が芽生え、完全自立型人工呪骸が完成し、生後3カ月を過ぎたあたりから呪力を自己補完し始めます。

夜蛾正道が死亡した後のパンダは?

渋谷事変の後、拘束されていたパンダは日下部篤也に逃亡を手助けされ、夜蛾正道の元にかけつけましたが、時すでに遅く、処刑が終わった後でした。

楽巌寺学長はパンダとの戦闘になると考え、身構えますがパンダは夜蛾正道の元にかけよります。「あなたも殺したかったわけではないだろう」と亡骸を抱きながら涙します。

その後は、死滅回遊編に突入し、鹿紫雲一との戦闘中、ゴリラとトリケラトプスの核が破壊されてしまい、21巻の190話以降では身体が小さくなっています。

夜蛾正道は内通者なのか

作中で描写された内通者の存在。その内通者の容疑者としてあがっていたのが夜蛾正道でした。

結論からいうと、夜蛾正道は内通者ではありませんでした。楽巌寺学長に処刑されてしまったため、内通者であるという情報がないまま退場したことが一番の理由となります。

それ以外にも呪術総監部が羂索の傀儡となっていたことが後に判明し、夜蛾正道は関係のないことが明らかとなりました。

内通者と言われた理由

結果的には夜蛾正道は内通者ではなかったものの、内通者だと匂わせるようなミスリードがいくつもありました。

内通者と言われた理由としては「内通者の1人は学長以上の存在であること」や「五条悟が夜蛾正道と会食する道すがら漏瑚に襲われたこと」などが挙げられます。

夜蛾正道が死んだ後に公開された情報によって内通者ではないことが明らかとなっています。

夜蛾正道が再登場する可能性はあるのか

特級にも匹敵すると言われた夜蛾正道ですが、楽巌寺学長に殺害されてしまいました。読者から再登場の声も多い夜蛾正道は今後再登場するのか?について解説します。

再登場する可能性は低い

夜蛾正道は処刑されてしまった結果、死亡が確定しましたが、回想シーンに今後出てくることはあっても生きている状態で再登場する可能性は低いと考えています。

再登場の可能性が低い理由として一番大きいのが「物語における夜蛾正道の役割が終了している」ことが挙げられます。

呪術廻戦では作中で亡くなる人物が多いのですが、作中での役割が終了していることや秘密が明かされていることから再登場する可能性は低いと言えるでしょう。

過去に作成された呪骸が登場する可能性

夜蛾正道の術式は傀儡操術であることや完全自立型呪骸を作成できることを踏まえると、夜蛾正道が死亡した後だったとしても新しい呪骸が登場する可能性はゼロではありません

現にパンダは登場し続けており、パンダは呪骸ですが元々呪術高専の2年という形で大きく物語に関わっているため、それ以外の呪骸が登場するかというと微妙と言えるでしょう。

唯一、夜蛾正道が作成した呪骸で再登場する可能性があるのは「タケル」です。タケルは日下部篤也の甥の魂を核としてできているため、物語終盤に出てくる可能性があります。

まとめ

今回は夜蛾正道は渋谷事変の後、何故死んでしまったのか、考察勢から内通者と言われる理由は何なのか?、パンダの関係性などを紹介しました。

パンダの作成方法を明かしていなかっただけで、本来は特級相当の呪術師であった夜蛾正道。完全自立型人工呪骸を作成してしまったがために処刑されてしまいました

親子の関係であるパンダや呪いを残した楽巌寺学長と夜蛾正道の志をつぐ人たちが今後どのような物語を紡ぐのか楽しみと言えますね。

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