【推しの子】カミキヒカルは転生者?正体や死亡する可能性について徹底考察

【推しの子】カミキヒカルは転生者?正体や死亡する可能性について徹底考察

カミキヒカルは物語の重要人物ながら謎に包まれている人物です。原作の第9章「映画編」から本格的に登場しましたが、目的や正体について気になる読者も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、カミキヒカルの「転生者説」や「死亡する可能性」について解説します。カミキヒカルの正体について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!

この記事は、原作漫画のネタバレを含みます。

目次

カミキヒカルって誰?プロフィールまとめ

カミキヒカルって誰?プロフィールまとめ
引用元:【推しの子】公式サイト

では、そもそもカミキヒカルとはどのような人物なのでしょうか。基本情報やこれまでの経歴、過去について見ていきましょう。

カミキヒカルの基本情報

カミキヒカルは7月27日生まれで、年齢はおそらく31歳前後とされています。理学部の大学を卒業しており、出身は神奈川県です。

主人公アクアと交際していた黒川あかねが一瞬アクアではないかと見間違えるほど、アクアとよく似た顔をしています。身長も178cmあり、恵まれた容姿だといえるでしょう。

現在は芸能事務所「神木プロダクション」の代表取締役を務めており、一見すると笑顔を絶やさない温厚な性格の青年です。

カミキヒカルの経歴

10~16歳の6年間、カミキヒカルは一流の役者が集まる「劇団ララライ」に役者として所属していました。

演技派の天才役者だったカミキヒカルは、「嘘を真実だと思わせる力と人をだます眼を持っていた」と当時の劇団代表からも一目置かれています。

しかし、16歳で退団しており、しばらくの間は表舞台に姿を見せていませんでした。その後、25歳の時に「神木プロダクション」を若くして立ち上げています。

カミキヒカルは今でも劇団内では伝説の役者とされており、OBとしてことあるごとに劇団に花を送っているため、「劇団ララライ」との関係は悪くはなく今でも関係がありそうですね。

カミキヒカルの過去

子役として「劇団ララライ」で活躍していたカミキヒカルは、11歳の時に人気女優である姫川愛梨と出会います。その後、2人は親密な関係になり、子供を授かりました。

しかし、愛梨は清十郎という男性と結婚していたため、お腹の子の父親がカミキヒカルであることを隠し、夫との間にできた子供として出産し「大輝」と名付けます。

つまり、カミキヒカルは事実上、11歳の時には既に父親になっていたということです。ただ、大輝の顔は知らないようなので、愛梨が出産してから接触はしていなかったのでしょう。

得意のプロファイリングでアクアよりも一足先にこの事実に気づいたあかねは、「当時の芸能界の暗黒面だ」と言葉を失っていました。

カミキヒカルは本当にアクアとルビーの父親なのか

カミキヒカルは本当にアクアとルビーの父親なのか
引用元:【推しの子】公式サイト

カミキヒカルは「主人公アクアとルビーの父親なのでは?」と予想されていますが、その理由は何でしょうか。

アクアとルビーの母親である星野アイとの出会いや関係、双子の父親がカミキヒカルとされている根拠について見てきましょう。

カミキヒカルと星野アイの出会い

愛理が妊娠した4年後、カミキヒカルは「劇団ララライ」のワークショップでアイと出会いました。そこで2人は恋人関係になったのでしょう。

田舎から出てきたばかりのアイでしたが、ワークショップに通ううちに身なりに気を遣うなど変化が表れ始め、「アイが恋をしたのでは」と当時のプロデューサーも推測していました。

ちなみに2人の出会うきっかけとなったワークショップはとある理由で中止されました。もしかしたら、カミキヒカルがアイとの出会いを隠すために裏で何か工作したのでしょうか。

また、カミキヒカルとアイの演技はよく似ていたことから、カミキヒカルはアイがアイドルとして覚醒する要因を作ったともいえるでしょう。

カミキヒカルが双子の父親である根拠

その後、アイは16歳でアクアとルビーを妊娠し、内密に出産しました。当時、カミキヒカルとアイは恋人関係だったので、父親はカミキヒカルと見てほぼ間違いないでしょう。

また、カミキヒカルはアイの墓参りに訪れていたルビーを見かけており、「美人に育った、さすが僕と君の子だ」とアイの墓に向かって語りかけていました。

「君」はアイにあたるので、ルビーは自身の子供だと明言しています。ただ、アイの墓でルビーとすれ違ったのは偶然だったのか行動を把握していたのかどうか、気になるところです。

さらに、11巻の登場人物紹介のカミキヒカルの説明文には「15歳当時にアイを妊娠させた人物で、真犯人目される」と記されており、断定的ではありませんが公式にも認められました。

その後の星野アイとの関係

アイは出産後に双子と新生活を送っていましたが、カミキヒカルはアイの前に姿を見せませんでした。

アイが亡くなる前に「子供達も大きくなった、一度会ってみない?」と、カミキヒカルと思われる人物に電話していたため、恋人としての2人の関係はすでに解消されていたのでしょう。

ただ、第132話でアイと同じグループだったニノがカミキヒカルに電話し、「アイは唯一無二の存在、アイを超える存在は娘だとしても許せませんよね」と報告しています。

カミキヒカルはアイが亡くなった今でも、アイに執着しているのかもしれません。アイを殺害したにもかかわらず、執着しているのは歪んだ愛情なのでしょうか。

カミキヒカルはなぜ星野アイとゴローを殺した?

カミキヒカルはなぜ星野アイとゴローを殺した?
引用元:【推しの子】公式サイト

アイは双子と暮らす新居で刺殺されてしまい、アイの主治医でアクアの前世でもあるゴローも崖から突き落とされて殺害されました。

かつてはアイと恋人関係だったカミキヒカルが2人の殺害事件に関わっている可能性が高いのですが、なぜカミキヒカルはアイとゴローを殺害したのでしょうか。

星野アイとゴローの殺害事件の黒幕

カミキヒカルがアイとゴローの殺害に関与したのは間違いでしょう。ただ、直接2人を殺害したのはアイの熱狂的なファンでストーカーだったリョースケという大学生です。

リョースケは事件後に自殺したため真相は不明ですが、ただの大学生がアイの居場所を突き止めるのは難しいため、カミキヒカルがリョースケをアイの元に送り込んだと考えられます。

また、第79話でゴローの殺害現場には大学生と中学生ぐらいの男性が2人いたと判明しており、アクア本人が「自分を崖から突き落とした犯人はリョースケ」と断言していました。

このことから、大学生はリョースケ、中学生は当時のカミキヒカルのことでしょう。ゴロー殺害についても、カミキヒカルがリョースケを焚きつけて操っていたのではないでしょうか。

カミキヒカルは人格破綻者だった

「アイの破滅的な行動を改善させた」とされており、表向きは穏やかな性格のカミキヒカルですが、裏の顔は恐ろしいものでした。

第109話でカミキヒカルは、「才能にあふれ誰からも愛され、価値のある女優が自分のせいで命を失う」と満足感にあふれた表情で発言しています。

この発言から、カミキヒカルは、価値があると認めた相手を殺害することで自分の命に価値を感じるという危険な思想の持主だったと判明したのです。

また、アイとゴローの殺人事件への関与を誰からも疑われていないことから、非常に用意周到で狡猾な性格であるともいえるでしょう。

カミキヒカルがアイを殺害した理由

カミキヒカルはスター性のある相手を殺害することで承認欲求を満たしているため、自身の欲求のためにアイドルとして人気を迎えた頃を見計らってアイを手にかけたと考えられます。

アイが殺害された日は夢だったドーム公演の当日であったのも、カミキヒカルがあえて選んだアイへの皮肉だったのかもしれませんね。

さらに、アイが妊娠した当時、カミキヒカルは15歳でした。アイも16歳で未成年同士だったため、世間に知られてしまったら終わりだと考えた身勝手な理由だった可能性もあります。

アイの妊娠を知るゴローが殺害されたのは、担当医であるゴローを殺害してアイの妊娠を阻止したかった可能性もありますが、おそらく口封じのためでしょう。

カミキヒカルの正体は殺人鬼?複数の死亡事件に関与

カミキヒカルの正体は殺人鬼?複数の死亡事件に関与
引用元:【推しの子】公式サイト

アイとゴロー2人の殺害事件だけではなく、カミキヒカルはほかにも複数の死亡事件に関わっている疑惑が浮上しています。

カミキヒカルが関わった可能性のある死亡事件について、詳しく見ていきましょう。

姫川夫婦の心中事件

カミキヒカルの子供を出産した愛梨は、子供が5歳になった頃に亡くなりました。子供の本当の父親を知って激怒した清十郎が愛梨を責め、経緯は不明ですが心中したとされています。

当時、朝ドラヒロインなどを務めていた女優の愛梨に対して、売れない役者だった清十郎は人気女優に手を出すことでコンプレックスを解消するような、いわゆるクズ男でした。

単純に考えれば激怒した清十郎が無理心中を図ったことになりますが、人をそそのかして殺害するという手口がアイの事件と似ています。

さらに、成人女性が未成年と不倫して妊娠し、その後に心中したという結末は異常事態ともいえるため、カミキヒカルが心中に見せかけて愛梨を消した可能性も考えられるでしょう。

片寄ゆらの事故

第109話でカミキヒカルは人気女優である片寄(かたよせ)ゆらを、山での転落事故に見せかけて殺害しています。

ゆらはカミキヒカルを「ミキさん」と呼び信頼していた様子でしたが、死の際で「人殺し」と息も絶え絶えにつぶやくゆらに対して冷たく笑うカミキヒカルはサイコパスそのものです。

殺害前、ゆらとバーで親しげに飲んでいたカミキヒカルは、登山予定だったゆらに「山は何かあっても見つけてもらえない」と意味深な忠告をしていました。

かつて山中に隠したゴローの遺体が中々見つからなかったことから、ゆらを殺す絶好のチャンスだと考えたのではないでしょうか。

黒川あかねが危ない?

カミキヒカルの次のターゲットではと心配されているのが、アクアの元恋人で劇団ララライのヒロインである黒川あかねです。

カミキヒカルはあかねが新人賞を受賞した際に、白いバラを贈っています。一見するとOBが後輩に花を贈っただけなので、特に違和感はないでしょう。

ただ、贈られた白いバラはアイの殺害時にリョースケが持ち、アイの墓参りでカミキヒカルが持っていたものです。あえて同じ花を用意しているのは、偶然とは思えません。

人気女優というだけでなく、あかねは最初にカミキヒカルの存在に気付いた人物なので、狙われる可能性は十分あります。白いバラは「次はあかね」という警告とも考えられるでしょう。

カミキヒカルの目的

カミキヒカルの目的
引用元:【推しの子】公式サイト

カミキヒカルはアイとゴローの事件以外にも複数の死亡事件に関わっているようですが、どのような目的があるのでしょうか。

さまざまな視点からカミキヒカルの目的について考察をまとめました。

芸能界で活躍する子供が欲しかった?

カミキヒカルがアイとの間に子供をもうけた理由は、たまたまだったのか計画的だったのかは分かっていません。

ただ、有名になりつつあるアクアとルビーに手を出していないことから、2人に危害を加えるつもりは今のところないと考えられます。

さらに、アイの墓参りで成長したルビーを見かけた際は、どこか嬉しそうにも見えました。芸能関係者から聞く「ルビー」というワードにも反応を見せています。

もしかしたら、人気アイドルだったアイと自分のDNAを受け継いだ子供を芸能界で活躍させることで、自分の承認欲求を満たそうとしているのかもしれませんね。

白い星を宿した目に執着している可能性

ゆらはカミキヒカルに将来の夢を語った際、アイと同じ白い星が目の中に宿りました。次のターゲットと予想されるあかねも、番組でアイを演じた際の目に白い星が描かれています。

このことから、「白い星を目に宿すと才能が開花して人気絶頂を迎える」という意味を持つといえるでしょう。人気女優だった愛梨も白い星を宿していたのかもしれませんね。

才能があり価値のある命を奪うことで欲求を満たすカミキヒカルにとって、白い星を宿した目を持つ人物は価値のある命であり特別という意味を持つのではないでしょうか。

カミキヒカルは白い星を宿した目を探し出し、意図的に殺害している可能性が考えられます。もしくは、アイに執着しているため、アイと同じ目の人物を探しているのでしょうか。

芸能事務所を立ち上げたのはなぜ?

カミキヒカルが芸能事務所を立ち上げたのは、才能のある人物を見つけ出し、自身の欲求を満たすために殺害することが目的だった可能性があります。

芸能事務所であれば自身の事務所内だけでなく、スポンサーとなった作品の出演女優とも接触できます。他の事務所と関係を築けば、さらに探す範囲を広げられますよね。

自身も天才役者といわれていたにもかかわらず、ここまで才能にこだわるのは、天性の才能に対して嫉妬やコンプレックスを抱いていた可能性も考えられます。

カミキヒカルは努力型の天才で、天性の才能をもったアイと出会ったことでその差に絶望し、役者としての将来に挫折したのかもしれません。

カミキヒカルは転生者?3つの伏線

カミキヒカルは転生者?3つの伏線
引用元:【推しの子】公式サイト

カミキヒカルは主人公アクアとルビーと同様に、前世の記憶を持った転生者だとささやかれています。転生者説が浮上したきっかけとなる3つの伏線について見ていきましょう。

①犯行を実行した年齢が幼すぎる

カミキヒカルが愛梨を妊娠させたのは11歳、アイを妊娠させたのは15歳ごろでした。一般的に考えると、かなり早い年齢だといえますよね。

さらに、15歳ごろにゴローの殺害を計画を考えつき、その後は大学生をそそのかしてアイを殺害しました。よほど頭が切れる人物だったとしても、子供が実行に移せるでしょうか。

カミキヒカルが年齢に見合った行動をしていないことから、前世の記憶や知識を使って、愛梨やアイを丸め込んで殺害計画も実行させた可能性が考えられます。

幼いころからアイの復讐のために動き、年齢に見合った発言や行動をしておらず「早熟」といわれたアクアを彷彿させますね。

②目の中に黒い星がある

アイを殺した犯人への復讐を誓うアクア、ルビーは前世で慕っていたゴローを殺害した犯人への復讐を誓った際にそれぞれ黒い星が描かれています。

また、一旦は復讐が終わり復讐心の消えたアクアの目の中には星が描かれておらず、再度復讐を誓った際には再び黒い星が描かれていました。

このことから、強い復讐心を持った転生者は目の中に黒い星があるといえるでしょう。

カミキヒカルも目の中に黒い星が描かれていることから、転生して何らかの復讐のために動いている可能性が十分にあります。

③謎の少女の登場

第75話で登場した謎の少女はアクアとルビーの転生を把握しており、魂の行方を知っていることから人の範疇を超えた力を持っていると考えられます。

ルビーに「ゴローの殺害現場には大学生と中学生、2人の男性がいた」と伝えたことから、謎の少女はカミキヒカルとリョータの存在や犯行についても把握していました。

その際に、謎の少女はカミキヒカルとも接触していた可能性もあります。謎の少女はアクアにも接触しているため、転生者に関わる重要人物なのではないでしょうか。

ただ、その後アクアに誘われて映画の演者として出演しているため、アクアやルビーが見た幻なのではなく、実在はしているのでしょう。

カミキヒカルは最終的に死亡する?

カミキヒカルは最終的に死亡する?
引用元:【推しの子】公式サイト

アイだけでなく、ゴローやゆらといった複数の殺害に関わっているカミキヒカルは、最終的に死亡するのではという予想が多く立てられています。

カミキヒカルは原作では死亡していませんが、カミキヒカルが最期を迎えるとしたらただの死亡ではなく、これまでの行いの報いとして殺害される可能性が考えられますよね。

では、カミキヒカルは誰に殺害される可能性があるのでしょうか。

アクアに社会的に抹殺される可能性

カミキヒカルを殺害する1番の有力者は、当初からアイの復讐のために動いているアクアでしょう。

「ただ殺すだけでは済ませない」というアクアの発言から、社会的に抹殺した上で殺害する計画を立てている可能性があります。

「映画編」ではアイ殺害事件についてのドキュメンタリー映画が進行しているため、映画で真実を明らかにしてカミキヒカルを社会的に抹殺しようとしているのではないでしょうか。

ただ、カミキヒカルは映画プロデューサーに「映画内で君を少年Aと呼ぶ、意味が分かるか?」と聞かれた際、笑顔で承諾しているため、何か対抗策があるのかもしれません。

ルビーに殺害される可能性

謎の少女に「ゴロー殺害の現場にいた1人はアイを殺したストーカー、もう1人を探すのはあなたの役割」と伝えられたルビーは、アイとゴローの殺害事件が同一犯だと知ります。

アイドルになってゴローと再会することを夢見ていたルビーは絶望し、「絶対に犯人を殺す」という強い復讐心を抱き、人が変わったようになってしまいました。

その後アクアが転生したゴローだと分かり立ち直るのですが、大切な人を殺したのがカミキヒカルだと分かれば再び復讐心に駆られてしまう可能性は十分あるでしょう。

斎藤壱護にとどめを刺される可能性

斎藤壱護(さいとういちご)はアイが所属していた事務所の元代表取締役で、アイをスカウトした人物です。

親のいないアイの後見人であり、壱護にとってアイは本当の娘のような存在でした。そのため、壱護はアイを殺した犯人を許せず、1人で復讐を決意していました。

周りを巻き込まないように長らく姿をくらませていましたが、アクアに「復讐に手を貸してほしい」と頼まれます。

壱護はアクアの復讐心を分かっているため協力はしそうですが、アクアに対しても愛情はあるためアクアに罪を被せないために壱護がカミキヒカルにとどめを刺すのかもしれませんね。

カミキヒカルと関係のある主要キャラクター

カミキヒカルと関係のある主要キャラクター
引用元:【推しの子】公式サイト

カミキヒカルと【推しの子】の主要キャラクターたちとの関係をおさらいしておきましょう。

星野アイ

圧倒的な容姿と両目に輝く星を持つ、伝説的なアイドルグループ「B小町」のセンターです。

子供に一度会ってほしいというという想いからカミキヒカルに連絡してしまったことで居場所を突き止められ、ストーカーを送り込まれて刺殺されてしまいます。

ただ、アイは亡くなる直前に「無くしそうだから」という理由で、「アクアとルビーが15歳になったらそれぞれに渡して」とお世話になっていた映画監督にDVDを預けていました。

アクア宛てのDVDでは「君たちのお父さんの話、大人になった君たちへのお願い」を伝えていたため、もしかしたらアイはカミキヒカルの犯行を予感していたのかもしれません。

星野愛久愛海(ほしのあくあまりん/アクア)

ルビーの双子の兄で、右目にはアイと同じく星が描かれています。前世はアイのファンかつ担当医であるゴローで、記憶を持ったままアイの子供として転生しました。

アイが殺された状況証拠から事件に黒幕がいると気づき、幼少期から一貫してアイの復讐を目的としているアクアは、自分たちの父親であるカミキヒカルを突き止めます。

ドキュメンタリー映画で事件の全貌を公開することで、カミキヒカルを社会的に抹殺しようと動いています。

映画の企画が進む中、「大丈夫だよ、ちゃんとやり切って見せるから」とDVDに映るアイに告げていますが、映画の企画はアイの願いだったのでしょうか。

星野瑠美衣(ほしのるびい/ルビー)

左目にアイと同じ星が描かれており、アクアと同じく前世の記憶を持つ転生者です。前世からアイの熱狂的なファンで、「アイは処女受胎した」と父親の存在を認めていません。

謎の少女から「アイとゴローは同一犯に殺された」と告げられたことで復讐を決意し、アイドルとして成り上がろうとしますが、ゴローがアクアに転生していたと知り立ち直りました。

映画ではアイ役に抜擢され、アイ譲りの容姿とセンスで注目され始めており、カミキヒカルもルビーの動向をチェックしているようです。

まとめ

今回はカミキヒカルの目的や正体、転生説について解説しました。天才役者だったカミキヒカルが、持ち前の演技力でアイやゆらを丸め込み手を下したのかと思うと恐ろしいですよね。

ただ、冷酷なサイコパスのように描かれているカミキヒカルですが、人格破綻した背景には隠された闇があるのではないでしょうか。

「映画編」でカミキヒカルを追い詰めようとしているアクアに対して、カミキヒカルがどう動いていくのか、今後の展開から目が離せませんね!

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